top of page

マウスピースについて

マウスピースは大きく分けて

①プラスチック製のものと ②ハードラバー製のものと ③メタル製のものがあります。

ハードラバーとはその多くが『エボナイト』と言われる硬質ゴムでできたものです。 これは天然ゴムにアクリルを混ぜて作ったもので プラスチックより磨耗が少ないということで好まれております。 音色も落ち着いた感じの音色のため、 その材質を活かして柔らかで丸い音色が出るようにデザインされたモデルが多いです。

アルトですとメイヤーやセルマーの物が人気のようです。 テナーはオットリンクが代表的でしょう。

反対にプラスチックやメタルのものは ブライトでクリアなエッヂの立つ音が出る形状のモノが多いですね。

アルトだとデュコフやビーチラー、リバイユ、

テナーですとオットリンクやデュコフ、ガーデラなどがメタルでは有名です。

最近はプラスチック(アクリル)製のものでESMやエバートンなどが出回っているようです。

私はアルトでビーチラーのアクリル製のものをたまに使います。

マウスピースはその材質と形状で大きく出る音は変わってくるのですが、 リードとのマッチングが大事かと思います。

リードとの開きのことをティップオープニングと言いますが、 このティップオープニングが開いていると つまり振動幅も大きくなりますから楽に大きな音が出ます。

故にリードは柔らかい薄めのものの方が吹きやすいわけです。 逆にティップオープニングが狭いと薄いリードだと詰まってしまうことがあるので、 厚めのリードが相性が良いということななります。

またマウスピースがリードから離れ始めているポイント(ブレイキングポイント)から リードの先端までの長さをフェイシングといいます。

フェイシングはどのくらいマウスピースを深く咥えるか?と関係があります。

フェイシングが長いほど深く咥えることになります。

その他マウスピースの中の形状においては

『バッフル』『ボア』『チェンバー』など様々な箇所がどうなっているかによって音色は変わってきます。

これをすべて説明すると膨大な量になってしまうし、

説明しきれるものでもないと思うので割愛します。

興味のある人はググって見てください(笑)。

初めのうちは『吹きやすい』ことを第一とすれば良いでしょう。 アルトならメイヤー、テナーならオットリンクがおすすめです。

そのうち段々と『好きなプレイヤーが使ってるから』とか 『音色』などに憧れて遍歴を重ねることになるでしょう(笑) 私も何十本と机の引き出しに入ってます(笑)ほどほどにしましょう。

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page